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2020.01.14

バイオテクノロジー科

「神秘の生き物 カブトガニがもたらすイノベーション」今回のTTCバイオカフェは、田村弘志先生をお招きしてカブトガニがライフサイエンスにどのように貢献してきるかのお話をうかがいます。田村先生からのメッセージ:「生きた化石ともいわれるカブトガニには、太古から細菌や真菌の菌体成分を鋭敏に検知し、侵入した微生物を排除する生体防御システムが備わっています。本カフェでは、演者らが開発した革新的技術である“微生物菌体成分の高感度定量プラットフォーム(カブトガニの血液成分を利用)”の誕生と広範囲な応用にスポットを当てます。さらに、注射薬の製造や品質管理,感染症早期診断へのグローバルな事業展開を通し、カブトガニがいかに医学・薬学,ライフサイエンス分野への貢献をはたしてきたか、“セレンディピティとイノベーションの創出”,“生物資源の高度利用とバイオ製品の産業化”という面から解説します。」 予約不要です、どうぞ気軽にご参加下さい。コーヒーとお菓子のサービスもあります。また、開演まで音楽演奏をお楽しみください。主催:特定非営利活動法人 くらしとバイオプラザ21共催:専門学校 東京テクニカルカレッジ日時:2020年2月14日(金) 受付開始 17:45 (開始前に音楽演奏があります。) 開始時間 18:00 終了時間 19:45 参加費:無料(コーヒーとお菓子のサービス付き) 場所:中野区東中野4-2-3(JR東中野駅前) 専門学校 東京テクニカルカレッジ 6階カフェテリア  お問合せ 電話:03-5651-5810(くらしとバイオプラザ21 佐々義子)     メール:ooto@tera-house.ac.jp (東京テクニカルカレッジ 大藤道衛)■田村弘志(たむら ひろし)先生のご紹介■ LPSコンサルティング事務所 代表、順天堂大学医学部・非常勤講師。東北大学農学部卒、埼玉大学大学院理工学研究科卒(博士(学術))。1978年に生化学工業(株)に入社、東京研究所(現中央研)に配属後、グラム陰性菌内毒素(エンドトキシン)及び(1→3)-β-D-グルカンの高感度定量法を世界に先駆け開発、米国子会社への技術移転、日本発の革新的診断薬の海外展開、創薬シーズも含む国内外の特許権取得等に中心的役割を担う。2013年にLPSコンサルティング事務所を開設。順天堂大・非常勤講師のほか、東京薬大 客員研究員・非常勤講師、株式会社PropGene 顧問、Garson Lehrman Groupカウンシルメンバー、日本DNAアドバイザー協会(DAAJ)会長、日本バイオベンチャー推進協会(JBDA)専務理事・事務局長の要職を担う。学会活動においては、日本細菌学会産官学連携委員会・委員、内毒素LPS研究会 運営委員、国際誌のエディター等を務める。モットー:”Optimism is a strategy”、趣味: シュノーケリング& ダイビング、健康水泳、蔵元めぐり■演奏者ご紹介■ 水野 美香 氏 東京都出身。武蔵野音楽大学卒業。 クラリネットを山本正治、柏野晋吾、磯部周平の各氏に師事。 ブルノフィルハーモニー管弦楽団首席 L・ダニエルに指導を受ける。 レ・スプレンデル音楽コンクール管楽器の部3位入賞。 全日本ベストプレイヤーズコンテスト入選。 現在、オーケストラ、吹奏楽、室内楽で演奏活動を行う傍ら、 吹奏楽バンドディレクターとして全国各地で後進の指導に力を入れる。 震災復興支援コンサート、病院施設への出張演奏を企画。 様々な海外アーティストと共に、アンサンブル公演を積極的に行っている。 CIEL東京室内楽団メンバー。■特定非営利活動法人「くらしとバイオプラザ21」とは? 代表:大島美惠子(東北公益文科大学名誉教授) 副代表:正木春彦(東京大学名誉教授)  くらしとバイオプラザ21は、「くらしとバイオ」の視点で、バイオテクノロジーに関する情報をわかりやすく提供し、対話の場創りをしています。茅場町を中心に全国各地でバイオカフェを300回以上開催。東京テクニカルカレッジ(TTC)は実験教室などに協力、同法人の佐々義子常務理事はTTCのカリキュラム検討委員として、連携して活動しております。TTCバイオカフェポスターTTC BioCafe (Dr. Hiroshi Tamura) Feb 14, 2020.pdfこれまでのTTCバイオカフェは、ここをクリック。

2019.12.26

バイオテクノロジー科

第30回TTCバイオカフェが11月1日(金)に開催されました。 第30回TTCバイオカフェは、「健康・未病・病気とパーソナルゲノム」と題し、 村松正明先生(東京医科歯科大学教授)をお招きし、2019年11月1日(金)に開催いたしました(案内 )。  主催: 専門学校 東京テクニカルカレッジ 共催: 特定非営利活動法人 くらしとバイオプラザ21 協賛: 一般社団法人 遺伝情報取扱協会夕方6時、東京テクニカルカレッジ1階のテラカフェ会場で、バイオカフェが始まりました。はじめにファシリテーターの佐々義子先生(特定非営利活動法人くらしとバイオプラザ21常任理事(生物科学博士))から開会のご挨拶とお話の導入をいただきました。 続いて北政扶美子様によるハープ演奏が心を和ませてくれました。バイオカフェの趣旨説明・村松先生のご紹介に続き、いよいよご講演の始まりです。 村松先生は、 スライドを用いて、分かり易くお話しくださいました。 講演の内容やフロアとのやり取りの詳細は、くらしとバイオプラザ21のバイオカフェサイトに掲載されています。ここをクリック 村松正明先生 佐々義子先生体質や疾患は、遺伝的要因と環境要因が関係します。ファシリテーターの佐々義子先生から、参加のみなさんが溶け込みやすように話の導入がありました。  フロアとの話し合い。ファシリテーターの佐々先生が、参加者との懸け橋となってくださいました。多くの方々からご質問やご意見をいただき、村松先生が丁寧にお答えくださいました。 佐々義子先生による開会のご挨拶 北政扶美子様によるハープ演奏  TTCバイオカフェおなじみの佐々先生手作りのケーキ(今回もすぐになくなりました。) 学生有志がテラカフェコーヒーを準備しました。 多くの方々のご参加に感謝いたします。TTCバイオ卒業生の参加もありました。 これまでのTTCバイオカフェは、ここをクリック。 次回のTTCバイオカフェは、2月14日(金)に行います。詳細は、後日、本ブログに掲載いたします。

2019.12.26

バイオテクノロジー科

2019年12月12日(18:00 ~20:30 )第10回遺伝子検査活用セミナーが本学1103教室(校舎11階)開催されました。 主催:日本DNAアドバイザー協会(DNA Adviser Association of Japan: DAAJ) 共催:専門学校東京テクニカルカレッジ(TTC) 協賛:日本バイオ技術教育学会 近年、遺伝子/ゲノム解析技術の進歩にともない、個人向け遺伝子検査サービスが欧米を中心に急速に普及しつつあります。このような現状を踏まえてDAAJ会員、バイオ業界、遺伝子検査業界関係者に向けたセミナーが開催されました。 個人向け遺伝子検査(Direct-to-consumer (DTC) genetic test)には、肥満や高血圧など生活習慣病と関連性の高い個人の体質や特定の病気にかかるリスク、さらには学習や運動能力の把握など、サービスは多岐にわたります。このような遺伝子検査に対する社会からの期待が高まる反面、検査結果をどう解釈し、どう生かすか、注意すべき点も少なくありません。 本セミナーでは、この分野の第一線で活躍中の講師が、遺伝子検査の実例や課題、将来の課題も含めて講演し議論いたしました。参考:昨年行われた第9回遺伝子検査活用セミナーは、ここをクリック 演題1:「DNAアドバイザー協会(DAAJ)の活動趣旨と関連する最近の話題」 田村弘志 DNA アドバイザー協会会長(Dr. Hiroshi Tamura)LPSコンサルティング事務所 代表(博士(学術)) 田村会長から、医療における診断の基礎となる遺伝子検査/遺伝学的検査、ならびに医療機関を介さない個人向けDTC遺伝子検査について違いや問題点の講義、さらには遺伝検査の正しい理解を進めるためのDAAJの活動概要について解説がありました。 演題2:「本セミナーの意義と習得基準」 川口竜二 DNAアドバイザー協会理事(Dr. Ryuji Kawaguchi)株式会社プロップジーン 代表取締役社長(博士(工学)) 多数の遺伝子が関係する体質と疾患について、DTC遺伝子検査と医療での遺伝子検査の違いや特徴についての講義がありました。更に、DAAJが行っている初級、中級、上級DNAアドバイザー認定試験について、その出題範囲や勉強の仕方についての解説がありました。 演題3:「ゲノム解析技術とゲノムリテラシー教育」 大藤道衛 DNAアドバイザー協会理事(Dr. Mihiei Oto)東京テクニカルカレッジ(TTC)講師(博士(医学)) 従来からSNPや変異を解析するために使われていたPCR-電気泳動などの汎用的な技術から迅速なゲノム解析を可能にした次世代シーケンサー(NGS)にまで、各技術の特徴や使い分けについての解説、更に米国で始まっているがんゲノム医療を見据えたゲノムリテラシー教育についての講義がありました。 特別講演:「最新ゲノム情報技術の解析と活用」 村松正明先生(Prof. Masaaki Muramatsu)東京医科歯科大学教授(博士(医学)) 糖尿病や高血圧などのcommon diseasesは、多数の遺伝的要因と環境要因が関係しています。このような病気における多数の遺伝子多型の効果を評価するポリジェニックスコアを中心に、ゲノム情報データをもちいた病気の遺伝的要因解析について最新の知見を分かり易くご講義いただきました。村松先生と受講者とのディスカッション聴講するバイオテクノロジー科学生遺伝子/ゲノム解析、遺伝子検査分野に興味ある東京テクニカルカレッジ・バイオテクノロジー科学生も聴講いたしました。各講師の講義や業界の皆さまとの交流は、学生にとって大変貴重な経験となりました。 会場は、11階の1104講義室。 展示1:ご協賛いただきました日本バイオ技術教育学会の出版物、バイオ技術認定試験の問題集や教科書 展示2.1.:ゲノム解析や遺伝子検査を理解するための入門書および我国の教科書展示2.2.:米国、シンガポールの教科書  展示3:Howard Hughes Medical Institute(HHMI)のがんゲノム医療に向けたリテラシー教育教材HHMIのBioInteractiveウェッブサイトからダウンロードできる教材Cancer Patient Card展示4:国際宇宙ステーションで、宇宙初のPCR実験にも用いられた小型PCR装置オンサイト解析や教育にも使用される。論文は、ここをクリックminiPCRは、ここをクリック受講者の皆さまにはテラカフェのコーヒーを提供いたしました。 みなさま、お疲れさまでした。

2019.12.25

バイオテクノロジー科

ヒトゲノムリテラシーワークショップ「私たちのDNA」 “Our DNA”, Human genome literacy workshop 第14回ワークショップは、2019年10月19日、東京テクニカルカレッジにて開催されました。 このワークショップは、特定非営利活動法人 くらしとバイオプラザ21主催、東京テクニカルカレッジ(TTC)・バイオテクノロジー科共催、一般社団法人 遺伝情報取扱協会(AGI)、日本バイオ技術教育学会(JABE)、バイオ・ラッド ラボラトリーズ(Bio-Rad Laboratories)協賛にて行われました。 The 14th workshop was held on October 19th, 2019 in Tokyo Technical College. This workshop was organized by the non-profit organization Life-Bio Plaza 21, co-organized by the Dept. of Biotech in Tokyo Technical College (TTC) and supported by the Association of Genetic Information (AGI), Japan Association of Biotechnology Education (JABE) and Bio-Rad Laboratories. このプログラムの詳細なレポートは、主催者であるくらしとバイオプラザ21のウェッブサイトに掲載されます。 ここをクリックThe detailed report of this program is coming soon on the website of Life-Bio Plaza 21(the organizer). Click here. このワークショップの目的は、参加者がゲノムとはどんなもので体質や病気とどのように関係しているかなどの基礎知識を学び、ゲノム抽出やPV92ローカスのAlu多型の解析などの実験を通じゲノムDNAの取扱方法、さらには個人遺伝情報の倫理的な配慮をしながらの扱い方を学びことです。 The aim of this workshop is for the participants to gain basic knowledge such as what genome is and how it is associated with various traits and diseases, to study how to handle genomic DNA through hands-on activities such as genomic DNA extraction and PV92 Alu polymorphism analysis, and how to ethically and thoughtfully handle personal genetic information. 佐々義子 先生(Dr. Yoshiko Sassa)初めに佐々義子 先生(生物科学博士、くらしとバイオプラザ常任理事)から、個人遺伝情報を倫理的観点からどのように扱うかの説明がありました。 続いて参加者は、佐々先生のサポートを受けながら、今日の実験で自分のDNAを使用するための同意書を作成しました。 First, Dr. Yoshiko Sassa (Ph.D. in biological science, an executive member of LifeBio Plaza 21) explained how to handle personal genetic information with particular focus on ethical concerns. Then she helped the participants fill out their consent forms for applying their DNA in the laboratory activities.大藤道衛 講師(Dr. Michiei Oto)続いて大藤道衛 講師(医学博士)が実験の原理を解説し、マイクロピペットや使い捨てチューブなどDNA解析に用いる器具の使い方のデモを行ました。 Dr. Michiei Oto explained the principles of the experiments and demonstrated how to manipulate the apparatus for the DNA analysis, such as a micro pipet and a disposable tube.  粗抽出ゲノムDNA(Crude genomic DNA)参加者は、自分の唾液に含まれる口腔内細胞からゲノムDNAを抽出し目視観察しました。続いて、第16染色体上のPV92ローカスにあるAluの多型をPCR-電気泳動法にて解析しました。最後に、個人遺伝情報を保護するために、1M HClを添加して自分のDNAを分解しました。ここで、PV92のAlu多型解析は、PV92 PCR informatics kit(Bio-Rad Laboratories)を使用しました。 The participants extracted genomic DNA from the cheek cells containing in their saliva, and observed it with their own eyes. Then they analyzed the Alu polymorphisms on PV92 locus (on chromosome 16) of chromosome 16th, using PCR-electrophoresis. Finally, to protect their personal genetic information, they destroyed their DNA samples by adding 1M HCl. PV92 Alu polymorphism analysis was performed using PV92 PCR informatics kit(Bio-Rad Laboratories) 立田由里子TA(Dr. Yuriko Tachida)須田亙TA(Dr. Wataru Suda)TTC卒業生の立田由里子TA(医学博士)、須田亙TA(農学博士)が、参加者が実験操作酢際に、丁寧にサポートしました。 Drs. Yuriko Tachida and Wataru Suda, who are TTC graduates, provided careful support to the participants in the carrying out of their lab work. 市川久浩先生(Mr. Hisahiro Ichikawa:Exective director of the Association of Genetic Information (AGI))午後には、一般社団法人遺伝情報取扱協会(AGI)の市川久浩先生による消費者直販型(DTC)遺伝子検査の話ならびに個人遺伝情報を扱うための企業向けの基準について講演がありました。講演では、DTC遺伝子検査へのAGI認定についての話もありました。 In the afternoon, Mr. Hiroshi Ichikawa, who is an executive director of the Association of Genetic Information (AGI), gave a presentation about Direct-to-consumer(DTC) genetic testing and the industrial standard protocol for handling personal genetic information. He also talked about the AGI certification for DTC genetic testing. 続いて大藤講師から、PV92 Aluの多型とヒトの進化についての講義、更にはRon Mardigian氏が、Bio-Rad Explorer教育システムのどのように開発し、生徒・学生や市民に向けたゲノムリテラシー教育を進めたかについての話もありました。 Then Dr. Oto gave a presentation about PV92 Alu polymorphisms and human evolution. He also talked about how Mr. Ron Mardigian developed Bio-Rad explorer educational kits and facilitated genome literacy education for students and the public. サーマル・サイクラーまたはPCR装置(Thermal cycler or PCR machine)電気泳動プロファイル事例(Examples of electrophoretic profiles)参加者のみなさんには、実験を愉しんでいただけたようですし、ほとんどの方々が、自分のPV92 Alu多型の電気泳動プロファイルを得ることができたようでした。 The participants all seemed to enjoy the workshop, and most of them seemed to get the concept of the electrophoretic profiles of their PV92 Alu polymorphisms. 佐々義子先生(Dr. Yoshiko Sassa)最後に、佐々先生のもとで、参加者が今日の体験について話し合い、ヒトゲノムが日常生活にどれくらい関係するかについて意見を述べる時間が設けられました。 In the end, Dr. Sassa led a session where the participants talked about their experiences and gave their opinions about how much impact the human genome has on our daily life.受講受付(registration desk)  田中利一事務局長(Mr. Toshikazu Tanaka: Exective director of LifeBio Plaza 21)日本バイオ技術教育学会出版テキスト(Text books published by Japan Association of Biotechnology Education (JABE))
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