環境テクノロジー科

2年制/専門士/職業実践専門課程

About

自然が大好きで、 自然環境の保全に貢献したい と考えている若者が集まった学科です。

環境技術者とは?

私たちを取り巻く環境を守る技術者のことです。ここで環境とは、人間や人間以外の生物、生態系、そして山、川、海、大気などの自然そのものをいいます。

環境への理解を深め「守りたい」
という想いで社会に貢献する

当科の強みは、「水環境」を守るための技術がしっかり学べることです。「水」は、日常生活で使われる水、工場の製造過程で使われる水、農作物や家畜を育てるための水…など、必要不可欠なものです。しかし、使用後の「汚れた水」は、自然の力では浄化できない場合や、生物の生育・生息や人の健康にとって有害な物質が含まれている場合があります。日本では過去に工場排水による公害病など、様々な水質汚濁問題が起こりました。このような苦い経験を経て、いまでは高度な公害防止技術を持つ国となりました。当科では、公害防止管理試験(水質4種)の合格に向けた対策講座も実施しています。

ココに注目!

「環境」全体を学ぼう!

水環境を守る

水質検査や分析、水処理に関する化学的知識と処理技術について講義と実習を通じて学びます。

〈関連科目〉
講義:
無機化学、有機化学、水質概論、物理化学的水処理技術、公害総論、機械工学、電気工学、水力学、微生物学、生物化学的水処理技術、機器分析概論、環境関連法規
実習:
化学実習、機器分析実習、物理化学的水処理実習、装置計装実習、製図実習、微生物実習
大気環境を守る

大気中の汚染物質の発生原因や防止方法と測定方法を学びます。

〈関連科目〉
講義:
大気概論、大気保全技術
実習:
大気測定実習
自然環境を守る

自然環境の保全や動植物の同定、モニタリング方法など、フィールドワークを通じて学びます。

〈関連科目〉
講義:
環境関連法規
実習:
生物分類・同定実習、環境調査基礎実習、自然環境調査・管理実習、自然環境保全実習、校外実習(長野実習)

Point

自然の中でしか得られない学びがあります!

小笠原環境研修

小笠原環境研修(選択研修)では、地元の方や、小笠原村の行政や観光協会等と連携を取り、小笠原村「エコツーリズム」を通じて「人」と「自然環境」=「自然共生」のあり方を体験し、環境学習と環境保全活動を継続的に実施しています。この研修は「小笠原村ECO大使」認定プログラムの内容をクリアしているので、研修参加者全員に小笠原村観光協会会長より特別認定証と特別認定証書が授与されます。

長野飯綱高原フィールドワーク

毎年5月に実施される長野実習では、長野県飯綱高原の当学園施設に宿泊し、現地で野外(フィールド)実習をおこなっています。1年生は、施設周辺を散策しながら草花の植物観察をしたり、近くの池の水質について簡易測定などをします。2年生では、この時期に生息する鳥類調査や草本の開花調査などを行うなど、都内では体験できない貴重な野外実習が体験できます。

フィールドワークって何をするの?

自然環境の調査・管理・保全に関する授業のほとんどがフィールドワークを中心に行われます。都内にある野山や自然公園などに出かけ、動植物の生息・生育状況のモニタリングや、河川に生息する水生生物を採取し同定をおこないます。実際の自然の中(現場)で作業を安全に適確におこなうために、しっかり事前準備をしてから出かけます。

● 例〉環境調査基礎実習の奥多摩(御岳山)フィールドワークの場合
フィールドワークに出かける前に・・・

①動物(哺乳類など)調査の基本的な手法を学習する。
②調査に必要な用具の使い方を学ぶ。
③現地行動の注意事項を確認する。

フィールドワーク

現地にて調査方法を再確認してから調査実施する。
※動物の糞や食痕、足跡などの痕跡(フィールドサイン)を探し、注意深く観察する。

フィールドワーク後は…

データを整理し、考察する。
※現地を歩いたルート、フィールドサインを見つけたポイントをまとめる。

  • 安藤 潤哉

    環境テクノロジー科2年 安藤 潤哉さん(東京都立杉並工業高等学校出身)

    一番おもしろい授業は実践的な実習です

    環境テクノロジーの分野に興味をもったのは小学生のとき6月の環境月間を体験したから。この学校を選んだのはオープンキャンパスの雰囲気が良かったからです。実際に通ってみて、同じ分野に進む仲間たちと学ぶことで周囲から刺激を受けました。授業を受けていて一番面白いのは実践的な実習です。そして、目標としていた「公害防止管理者」試験に合格したことが、ここ最近で一番うれしかったことです。高校生に伝えたいのは、不安や疑問があったら遠慮せずオープンキャンパスなどで先生や学生スタッフに聞いてほしいということ。きっと道は開けるはずです。

    稲原 康太

    環境テクノロジー科1年 稲原 康太さん(埼玉県立いずみ高等学校出身)

    土日の休みでリフレッシュ
    平日もうまく勉強に時間を使っています

    土日は学校が休みなので、アルバイトをしたり、友人と遊びに行ったり、趣味に時間を使ったりしています。実習レポートや提出課題などがあっても、自習コマや放課後の空き時間を使って友人と進めることができるので、毎回期限を守って提出できています。また、授業の最後にはその授業内容の理解度を確認するための小テストが配布されます。ここで自分の弱みに気づくことができるので、その弱みを重点的に勉強できて試験対策にもなるので非常に助かっています。

    わたしの一週間

    1時限 9:20~10:50 環境リテラシー 生物分類・
    同定実習1
    無機化学2 化学実習1 数学1 趣味 趣味
    次週の予習
    レポート
    など
    2時限 11:00~12:30 環境リテラシー 生物分類・
    同定実習1
    無機化学2 化学実習1 数学1
    3時限 13:30~15:00 資格対策講座 生物分類・
    同定実習1
    資格対策講座 化学実習1 RJP
    4時限 15:10~16:40 資格対策講座 生物分類・
    同定実習1
    自習コマ 化学実習1 RJP
    放課後 17:00~ アルバイト レポート作成 アルバイト 復習 -
  • 株式会社オオスミ勤務
    2016年03月卒業 佐々木 瑠花さん(東京都立小平南高等学校出身)

    理科好き、実験好きが高じて環境技術者の道へ

     中学のときの理科の先生がとても面白くて、そこから化学、そして実験や観察が大好きになりました。私は一度大学に進学し、やむなく辞めてしまったのですが、化学の勉強がまたしたいと思い、色々な学校を見て、実験設備や分析機器などが充実している東京テクニカルカレッジを選びました。

    実際に入学したら、期待通り、座学だけでなく実験をたくさん体験することができました。さらに浄水場など環境の設備を見学したり、屋外フィールドワークで自然の状態を分析したりと学校以外でも色々な経験ができたのは期待以上でしたね。以前通っていた大学に比べて先生と学生や、学生同士の距離が近く、コミュニケーションが取りやすいのも魅力で、同級生や後輩と食事をするなど、今でも友人関係は続いています。


    学校での豊富な実験やRJPでの経験が
    実社会での積極的な提案に役立つ

     就職先は環境調査、測定、分析の専門企業です。在学中から先生にいい会社だと聞いていたのと、実際に説明会に行って代表の前向きな姿勢に引かれて決めました。現在は調査の部隊に配属され、全国各地を飛び回っています。ただ単純に試料を採取してくるだけでなく、そもそもお客様はなぜ調査や分析を依頼してこられたのか、本質を見抜き解決策を提案するコンサルティングの役割も担います。お客様から直接ありがとうと声をかけられることもあり、自分の提案が本当に役立ったんだと実感できて嬉しい瞬間です。

    もちろん、お客さまに最適な提案をするためには、ラボなど他部署との連携も欠かせません。豊富な実験やRJPなど、学校での様々な経験が役立っていると日々実感できます。

  • 水ing(株)/荏原環境プラント(株)/(株)クリタス/(株)西原衛生工業所/(株)西原環境/(株)朝日エンジニアリング/アイワエンジニアリング(株)/(株)サンユテクノスプラントエンジニアリズ/(株)サニコン/日本環境クリアー(株)/(株)データベース/(株)オオスミ/東京テクニカル・サービス(株)/ヴェオリア・ジェネッツ(株)/グリーンブルー(株)/(株)産業分析センター/(株)総合水研究所/環境保全(株)/(株)ハチオウ/石垣メンテナンス(株)/三友プラントサービス(株)/高杉商事(株)/(株)片山化学工業/(株)アミル/JFE 東日本ジーエス(株)/(株)日立プラントサービス/大成温調(株)/ダイキンエアテクノ(株)/(株)アステム/リペア(株)/明治記念館/(株)ユニバーサル園芸社/風間造園(株)/(株)佐藤造園 など

  • 公害防止管理者/毒物劇物取扱責任者/危険物取扱者乙種4類/有機溶剤作業主任者/特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者/環境再生医(認定校)/生物分類技能検定/環境社会検定試験(eco検定)/環境測定分析士/環境計量士/ビジネス能力検定 など

    *公害防止管理者は、一定規模の公害発生施設又は公害防止施設におかなければならない技術者で、公害発生施設又は公害防止施設の運転、維持、管理、燃料、原材料の検査等を行う役割を担います。公害防止管理者になるためには国家試験に合格するか、指定講習を受けなければなりません。当科のH30年度公害防止管理者試験(水質関係4種)の合格率は50%で全国平均値を大きく上回り、当科での学習力の高さが結果として示されました。

    H30年度公害防止管理者試験(水質関係4種)結果

    合格率 全国 22.8%
    当科 50.0%
    ※受験年から3年以内に必要な科目に合格すれば資格が与えられますが、この表の当科の数値50%は一発合格(一回目の受験で全科目合格)の結果です。

2019.05.23

環境テクノロジー科

今年度の第1回「Eco-Café」を下記の通り開催いたします。第1回のテーマは“海が終わってしまえば地球は終わりだ!  ~水の輪廻から海洋プラスチック汚染まで~”。水中写真を得意とされる冒険写真家の豊田直之氏をお招きし、地球環境について考えます。是非ご参加ください。テーマ:海が終わってしまえば地球は終わりだ! ~水の輪廻から海洋プラスチック汚染まで~ スピーカー:豊田 直之氏 Naoyuki Toyoda(冒険写真家/水中写真家)主催:専門学校東京テクニカルカレッジ  共催:一般社団法人 環境教育振興会   担当:専門学校東京テクニカルカレッジ(今野)開  催  日 2019年6月14日(金) 受付開始 17:45開始時間 18:00 終了時間 19:30参  加  費 無料 開催場所 中野区東中野4-2-3 Tera-House (JR中央総武線 東中野駅前)     東京テクニカルカレッジ 1F TeraCafe(カフェテリア)0614_第1回Eco-Caféフライヤー豊田 直之氏プロフィール水中撮影を必殺技とする冒険写真家。1959年横浜生まれ。東京水産大学( 現・東京海洋大学) 水産学部卒。船舶用電子機器メーカー退職後、漁師、ダイビングインストラクター、雑誌編集者兼ライターなどを経て写真家・中村征夫氏に師事。独立後、海の撮影プロダクション「有限会社ティエムオフィス」を設立。同代表。日本各地の海のみならず、海外の海にも精力的に潜る一方、その海を作る一滴の雫を求めて山にも登り、沢や滝壺なども果敢に潜って「水の輪廻」をテーマに撮影を続ける。その一方、NPO法人海の森・山の森事務局を設立し、理事長として、里海、里川、里山の環境保全再生活動を展開する。特にマイクロプラスチックや海洋プラスチック汚染について詳しい。著書多数、講演やテレビやラジオの出演も多い。鎌倉ペンクラブ会員。

2019.05.15

環境テクノロジー科

環境テクノロジーの長野研修2日目。今日は天気も良く、1年生はボートに乗って大座法師池の水質調査をしてきました。ボートに乗って大座法師池の水質調査サンプリングした大座法師池の水を研修所に持ち帰って簡易水質測定を実施。pHはpH試験紙で、COD(※)、硝酸・亜硝酸、アンモニウム、リン酸などはパックテスト(※)で測定します。 水質をチェック※ COD: 「化学的酸素要求量(かがくてきさんそようきゅうりょう、COD, Chemical Oxygen Demand)とは、水中の被酸化性物質を酸化するために必要とする酸素量で示したものである。代表的な水質の指標の一つであり、酸素消費量とも呼ばれる。」(Wikipedia より)  ※ パックテスト: 共立理化学研究所が開発した簡易的な水質分析器具。

2019.05.14

環境テクノロジー科

環境テクノロジー科は今日5月13日から長野研修。 長野県の飯綱高原にある小山学園の研修所「長野教育センター」で3泊4日の共同生活をします。 周辺には湖(大座法師池、鏡池)や湿原(大谷地湿原)、飯縄山、戸隠山など大自然があり、この高原で、1年生は植物観察と水質調査、2年生は鳥類調査と草本開花調査などを実施していきます。 夜はまだまだ寒い! 環境テクノロジー科 1年生の記念撮影 2年生の記念撮影研修センター周辺の散策 小山学園 長野研修センター の周辺

2019.04.01

環境テクノロジー科

今回の「小笠原環境研修」は、環境テクノロジー科の学生だけなく、バイオテクノロジー科、ゲームプログラミング科の学生も参加しました。これまでにないぐらい充実した研修だったようです。参加した学生達の感想を一部ご紹介します。 ~小笠原環境研修に参加して~ ・今回の研修を通して、身近な地域にも起こっている移入種による生態系への影響を考えるようになりました。 ・いろいろな自然保護活動を知って、自分がその活動に加わりたいと思うようになりました。 ・外来種やゴミなど数多くの問題を抱えていることを学び、話を聞くだけでは理解し辛い内容を実際に自分の目で確認できたことが一番の収穫でした。今回の経験を通して、今まで以上に環境問題について取り組む気持ちが大きくなりました。 ●森と山のフィールド実習 ・オカヤドカリが登れるよう側溝に傾斜がつけられていて感動しました。生物との共生を大切にしていると感じました。 ・私たちは戦争を経験していない世代なので、戦跡を訪れたことが大変貴重な経験になりました。当時のままに残されている戦跡は滅多にないと思います。博物館に収集して保管されている展示品も重要ですが、元々あった場所にそのまま残されていることで、その場所の雰囲気や実際に起こった出来事を想像しながら、自然と当時の人の気持ちに思いを馳せていました。風雨にさらされる環境なので徐々に劣化してしまいますが、実際に起こった戦争の痕跡を後世に伝えていく重要な場所だと思います。 ●ビーチクリーニング(扇浦海岸) ・ビーチの掃除をする機会がないのでとても楽しかったです。ゴミ拾いをしながらプラスチックの問題について教わることができ、為になりました。時間がとても短いと感じ、やり足りないと感じました。 ●フィールド実習(小港海岸) ・小笠原の自然について学び、触れることができたので貴重な体験をさせていただいたことに感謝しています。 ●南洋踊り体験 ・南洋踊りを通して様々な歴史を持つ小笠原特有の文化を楽しく学ぶことができました。 ●ボートツアー(南島上陸、ホエールウォッチング) ・水族館では見られない生のザトウクジラが見ることができて感動しました。 ・南島に上陸し、一度壊れかけたものを保護し、回復をさせるのは大変だと実感しました。
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