環境テクノロジー科

2年制/専門士/職業実践専門課程

Diploma Policy

2年間で以下の知識・技術を身につけることができます。

学校法人小山学園では、講義科目で得た知識技術を実習科目により確認する「体験的学び」に重きを置き、自ら考え問題解決できる技術者の育成を目標にしています。また、確実に知識技術を修得するために、科目毎の概要を示すシラバスとその時限毎の授業内容を明示するコマシラバスを作成しています。

環境テクノロジー科では、上記に掲げる学びをとおして、以下のディプロマポリシーに掲げる知識技術を修得した学生に対して専門士の称号が授与されます。

【科の人材目標】
水質調査・水処理技術を修得し、汚水等排水施設・公害防止施設等における維持管理業務が遂行できる環境技術者

1.基礎知識

環境技術者としてのバックグラウンドが形成できる

  • (1)健康・生命を維持するために生態系のしくみ・環境保全について理解し、持続可能な社会の形成に貢献することができる。
  • (2)水・大気等を中心とした公害等の環境問題を理解し、持続可能な社会の形成に貢献することができる。
  • (3)技術者としてのモラルと環境関連法規(環境基本法・水質汚濁防止法・大気汚染防止法等)を理解し、業務におけるコンプライアンスを遂行することができる。
掲げる理由(必要性)
環境技術者は、バックグラウンドとなる自然(生態系)やその大切さを知った上で、人の活動で生じる公害等を防止する技術を身につけることが重要です。

2.測定技術

水・大気に含まれる汚染物質の測定ができる

  • (4)水質測定の原理を理解し、実際に測定することができる。(測定項目※1:pH・SS・COD・DO・BOD・ヘキサン抽出物質・全窒素・全リンなど、測定装置:原子吸光光度計・イオンクロマトグラフ・ガスクロマトグラフ・分光光度計など)
  • (5)大気測定の原理を理解し、実際に測定することができる。(測定物質:粉塵・揮発性有機化合物・窒素酸化物・硫黄酸化物など、測定装置:ガスクロマトグラフ・分光光度計など)
掲げる理由(必要性)
「水環境」「大気環境」が適正な状態にあるか否かを調べるには、その中に含まれている物質を測定するための知識と測定技術が必要です。
※例)分析会社・水処理会社など

3.水処理技術

物理・化学的処理と生物的処理の技術を理解し、汚水等排水施設の維持管理業務が遂行できる

  • (6)化学的な基礎知識を基に、物理的・化学的な水処理方法(凝集・沈殿・加圧浮上・中和処理など)の原理を理解し、所定のマニュアルに従い上長の指示のもと汚水等排水施設の維持管理をおこなうことができる。
  • (7)生物的な処理として、好気処理法・嫌気処理法※2(活性汚泥法・生物膜法・メタン発酵法・UASB 法など)の原理と管理指標を理解し、所定のマニュアルに従い上長の指示のもと汚水等排水施設の維持管理をおこなうことができる。
掲げる理由(必要性)
水の中に含まれている物質が、水の使用目的に対して不適切な物質の場合は、その物質を取り除くための処理をおこない、浄化しなければなりません。
※例)水処理会社など

4.処理装置

機械・電気および装置を制御するしくみを理解し、公害防止施設等の維持管理業務が遂行できる

  • (8)機械に関する知識として、金属や非鉄金属の性質(特性)や種類と用途、および材料力学の基礎を理解し、所定のマニュアルに従い上長の指示のもと公害防止施設等の維持管理をおこなうことができる。(炭素鋼・合金鋼・非鉄金属の性質・種類・用途、荷重・応力・ひずみ・モーメントなど)
  • (9)電気に関する知識として、電気の基礎知識、電気回路、モーターのしくみ、電気計測、配線材料と保安機器(遮断器・開閉器)について理解し、所定のマニュアルに従い上長の指示のもと公害防止施設等の維持管理をおこなうことができる。
  • (10)機械および電気に関する知識を基に、水処理装置に用いられる液面制御等についてシーケンサ※3を使用したプログラミング技術を修得し、所定のマニュアルに従い上長の指示のもと公害防止施設等の維持管理をおこなうことができる。
掲げる理由(必要性)
実際の水処理は、大規模なプラント設備でおこなわれます。プラント設備は様々な装置で構成され、電気により稼働しています。それらを稼働・維持するためには、機械・電気・装置制御の基本事項について理解していることが必要です。
※例)廃棄物処理会社・水処理会社など
  • ※1:SS:水中懸濁性物質、COD:化学的酸素要求量、BOD:生物化学的酸素要求量、DO:溶存酸素を言う。
  • ※2:微生物によって生活排水中の有機物を処理する方法を言う。
  • ※3:シーケンス(順番)を制御するコントローラ(制御装置)を言う。
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